システムトレードとは？
「投資の考え方をルール化したもの」
対義語は、裁量トレード。「シストレ」とは、略である。
テクニカル分析と混同されがちであるが、システムトレードの一部にすぎない。主に、検証プラットフォーム※を利用して、自ら考案の売買ルールを検証（バックテスト）することが多い。考え方をルール化するとは、計算式で表すことであり、プログラム化することを言う。また、システムトレードの利点は、プラットフォームによって、自動売買も可能となることである。自動売買とは、ルールに従い、自動的に証券会社でトレードを行ってくれることを言う。サーバーダウンなどもトラブルには事前に注意しておくことが必要。 ※検証プラットフォームとは、エクセルや専用ソフト（Ｍｅｔａｔｒａｄｅｒ４，トレードシグナル、スタジアム、イザナミ、システムトレードの達人など）のこと
優位性を持つシステムトレードとは？
第一人者である、ラリーウィリアムズが提唱した「曜日日別トレード」も優位性を持つシストレである。寄付きで買い、引けで売る。というトレードを水曜日だけ行う場合の方が、利益額（率）が大きい。というようなものである。
ファンダメンタルを活かしたシストレとは？
例えば、「PERの上昇で買う」というルールも立派なシストレである。他にも、アナリストレーティングと言われる銘柄毎に強気、弱気など点を各証券会社アナリストが発表する情報がある。これをもとにし、レーティングが引き上げられれば、買い。引き下げられれば売り。という一定ルールを持って売買することもシストレにあたる。
国内最大級の品揃えをすぐ見る
